コエンザイムQ10の力 アスリートを指導する立場から ~負荷に比例して、栄養のパートも充実した対応を~

スポーツ栄養アドバイザー

 石川 三知 先生

最高のパフォーマンスを発揮するために

東京五輪・パラリンピック2020の開催を控え、日々自身の身体と向き合うトップアスリート。

トレーニングによる負荷は常人には計り知れない負担が身体にかかります。

その負荷に耐えうる身体作りを栄養面からサポートをしている石川三知先生にサプリメントの活用について伺いました。

スポーツ栄養アドバイザーとして

私がサポートの機会を頂いているトップアスリート達は、最高のパフォーマンスを発揮するために、日々、厳しいトレーニングを行っています。

そのため、体にかかる負荷(トレーニング)は一般の方と比べて非常に大きく、そのため、負荷に比例して、栄養のパートも充実した対応をしなければ、体の酸化=エイジングが進んでしまいます。それを放置すれば、故障等のコンディション不良を招き、その結果として選手生活が短くなることも想定されます。

私は、スポーツ栄養アドバイザーとして多くのアスリートの栄養サポートに携わってきましたが、エルゴジェニックエイド※として、また、食事で十分な栄養素が摂取できない場合は、分子生理化学研究所が開発されているような、高品質でエビデンスの確かなサプリメントを利用しています。

※エルゴジェニックエイド:競技力・パフォーマンスの向上をサポートする手段の総称

過酷な氷上競技でのサポート

例えば、スピードスケートやフィギアスケート選手の場合は、硬い氷の上に金属製のエッジで立って競技をするため、身体に重力や衝撃など、無理な力がかかります。また、気温の低い環境で競技をする必要があるため、効率よく確実なエネルギー産生がコンディションを維持するのに欠かせません。

よってエネルギー産生の要となる栄養素で食事からは十分量を補う事が出来ないコエンザイムQ10は、必ず選手達に勧めています。
私がサポートしている国際大会で活躍しているスピードスケート女子選手や、フィギアスケート男子選手は、国内最年長であるのにも関わらず、体力は若い選手と比べても引けを取っていません。現在は2人とも休養していますが、その原因は多くの選手の引退の原因となる体力の限界ではありません。

心身共に、また環境が整えば再チャレンジを真剣に考えていることに、彼らの体力に対する自信を感じ取り、コエンザイムQ10の凄さを改めて実感しています。

 選手が自己判断で摂取するサプリメント・コエンザイム10

トップアスリートは、無駄な物を体に入れる事を拒みますが、コエンザイムQ10に関しては、私が特別なアドバイスをしなくても練習がハードな時やコンディションを整えたい時等、自ら摂取量を増やしている様子を見ていると、体にとって必要な栄養素であることを、理解し本能的に感じているのではないかと思います。
これからも選手の夢実現のために、分子生理化学研究所さんには、原料にこだわった品質のいい製品を作り続けて頂くことを期待し願っています。いつも有難うございます。

(本記事はAge Management Press 31号より抜粋)

Profesional voice


石川 三知 /いしかわ・みち

跡見学園短期大学生活芸術科、横浜栄養専門学校卒業。病態栄養指導に携わった後、東京工業大学の実験助手を経て栄養アドバイザーに。

陸上の末續慎吾選手、スピードスケートの岡崎朋美選手、フィギアスケートの荒川静香選手、髙橋大輔選手、全日本男子バレーボールチームなどのほか、多くの選手やチームを栄養面からサポート。

2004年度JOC専任強化スタッフ(医科学)、2009年度からはJOC強化スタッフ(医科学)を務め現在に至る。

八王子スポーツ整形外科 栄養管理部門ディレクター、「Office LAC-U」代表。